幼少の頃から、複数の人を好きになる感覚のあった文月さんにとって、一つの転機になったのは、31歳の時だった。「東京グラフィティ」という雑誌で、恋人が複数いるという人たちが取り上げられていたのだ。
「その記事で、ポリアモリーという言葉が紹介されていたんです。気になって言葉を検索して、ああこれだと思って。その後、ポリーラウンジのことも検索で知って、参加してみたり」
「ポリアモリー」という言葉を知った時、文月さんはすでに、結婚をしていた。パートナーであるあすみさんは単身赴任をしており、遠距離状態にあった。文月さんは電話で、「僕はポリーだと思う」と伝えたら、「そうなんだ、いいんじゃない?」との返事。素っ気ない反応で、文月さんはやや肩透かしをくらった。
文月さんはその頃から、複数の恋人を作るようになった。
文月さんは、自分の恋人に、別のパートナーができても、嫉妬はあまりしないという。
「僕と奥さん、今は二人で住んでいるんですが、他の人と三人で一緒に暮らしていた時期も何回かあって。一般的にはスキャンダルって言われがちですけどね。それもまた、僕らが世間一般の〈家族〉の意味を疑って、自分たちで広げていけたからかなと」
配偶者であるあすみさんも同席していた。
あすみ「二人で暮らしている中で、時々デートに外出するとかだったら、そのまま『ふーん』で良かったんですけど。さすがに一緒に住むと、ああポリアモリーだな、と実感せざるを得ないというか。相手(メタモア)のことも嫌いじゃないけれど、共通の話題もあまりなかったので、どう接するのかは戸惑いました。でも、お互い、大事にしたいっていう感覚です。(メタモアとあすみさんの)二人とも、ちょうどメンタルを崩していたので、その方が優先というか。嫌とかではなくて、よく知らない人が同じ家にいる、というところに慣れる時間が必要で」
煉「自分が弱っている時は寄り添ってほしい、という気持ちが、両方に、同時にあったんですよね。でも、僕は体が一つ。時間も限りがあって。だから、その日はどちらと一緒に寝るか、というような問題が」
あすみ「その日、より辛い方と寝る、という(笑)」
煉「(する時はラブホテルに行く、する時はもう一方が部屋を出ていく、みたいな)ルールは特になかったですね」
あすみ「三人で仲良く、ってこともあったし(笑)。割とそこは気にしない感じだったかな。いつでも家でしていた」
この時の三人暮らしは、半年ほどで解消した。もともと、メタモアの女性の体調が悪く、文月さんが心配だったという理由からの同居であったため、回復のタイミングで自立していったのだという。
その彼女とは、しばらく経って恋人関係ではなくなった。しかし、縁が切れたりはしないという。
「恋人でなくなったあとに、自分の中では家族のようになることが多いんですよね。性の部分がなくなっても、他の感情は残るから。何かあったら駆けつけるよ、みたいな」
このように文月さんが話すと、あすみさんがすかさず、「いろんな人の、お兄さんやお父さんみたいになるんですよね」と補足する。
あすみさんは、文月さんと他の女性との関係なども、終始ニコニコ楽しそうに話す。文月さんの自由さを、ほとんど気にせず、自然と受け入れているようだった。時には、予期せぬ変化をも楽しむように。(抜粋)
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/25545825/?__from=ln_am
引用元: ・【社会】「僕は複数の恋人を作りたい性種、ポリアモリーなんです」…カミングアウトして妻や恋人女性と同棲する男性
「僕」の側はそれほど珍しくもない
横文字で変な名前付けなくていい
関わり合いにならなければどうでも良いけど
治療や予防が発達したら消滅するのが定めなのかも。
マジで物事の楽しみ方を分からない奴ばかりになったな
一夫多妻でもいいよね
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