報道局ジェンダー班 庭野めぐみ解説委員:
包括的性教育とはどういうものですか?
順天堂大学保健看護学部 西岡笑子教授:
包括的性教育の目的は、学習者のウェルビーイングの実現にあります。ウェルビーイングとは単に病気でないだけではなく、肉体的や精神的、社会的に全てが満たされた状態のことを言います。
包括的性教育は人権をベースとした教育で、お互いのことを尊重し、より良い人間関係を築くことを目指します。生殖や性交だけでなく、性的同意や性の多様性、ジェンダー平等、コミュニケーションなど、人間関係を含む幅広い内容を体系的に学びます。
庭野:人としてお互いに尊重し合うことを、包括的にやっていくのですね。国際的にも進んているということですが?
西岡:『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』というものがございます。ユネスコが2009年に出版し、改訂版は2018年に出版されています。欧米先進諸国だけでなく、東アジアでもこちらを参照して性教育が行われています。
幼少期から発達段階に合わせて、知識を習得するだけではなくて、態度や価値観、関係性のあり方なども含めて、継続的に学習をしていくというものです。
庭野:女子だけでなく男子もページを見れば、「こういうふうに女の子たちは大変なんだから、一緒に考えてあげよう」となりますよね。
西岡:それから、中学生くらいになると付き合う子達も増えるため、付き合うとはどういうことかを書いていたり、性的同意についてはイエス(と言った時)だけですよと明確に伝えたりしています。
庭野: “黙っているからいいんじゃないか”“ニッコリしてるから大丈夫じゃないか”と抱き付いちゃうのではなく、「いいよ」と言わないと、それは同意を得たことにならないですよね。
また、レベル3の冊子を見ると、「キスしたからってその先もOKとは限らない」 「1回OKでも、その次もOKとは限らない」と細かく書いてありますね。
庭野:私は高校生の息子がいるのですが、高校生ぐらいで学びはじめても間に合いますか?
西岡:大学の授業でこうした冊子を作っていることに触れることがあるのですが、何年か前にまだ全て完成していない時期にレベル1の冊子を紹介したところ、「大学生の私たちが見てもすごく勉強になる内容だった」というような感想をもらったことがありました。
日本では、幼い頃からの継続的な発達段階に合わせた学習がこれまで行われてきませんでした。なので、保護者の方も、どうやってお子さんに伝えたらいいかわからず、話しづらいということもあるので、大人の方もレベル1から、勉強していただけたらと思います。
庭野:こうしたことを学ぶ機会が先生も親もなかなかなかったので、今からでも少しずつ学んでいければいいということですね。
性加害者の治療にあたっている専門家が彼らに包括的性教育を行ったところ、「触っちゃいけない」とか、「相手の気持ちを考える」ということをもっと若い時に知りたかったと言われたそうです。
西岡:今、インターネットやSNSなどを幼い頃から目にする機会が多く、誤った情報が入ってきてしまうことがあると思います。なので、科学的に正しい知識を幼い頃から発達段階に合わせてきちんと学ぶことが大切になっていくと思います。
https://news.ntv.co.jp/category/society/5463ea7f05dc41c3b5e50e09f8703f73
引用元: ・【性的同意を学んで】「キスしたからってその先もOKとは限らない」 「女性がイエス (いいよと言った時)だけ」
素直な日本人はみんなそうしてるからな。
こんなこと言ってたら付き合うのも面倒に感じるよな
結婚するまでしないのがいいよ
と思うじゃん結婚しても不同意だって騒ぐんだわ
yesという者は女性ではない
どうするよ?
チューしたらOKやろ。
これ
コレを完全に無視してるのが大半だわな
リスクがありすぎる
確実に人類退化に進んでる
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